フランチャイズのiPhone修理店の開業資金・修理内容を解説

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フランチャイズ iPhone修理

今、日本でもスマホの普及率が著しく高まってきています。

携帯電話を所持する人口中、8割がスマホ保持者であるという数値もあるほどです。

若者の中には家にテレビがなく、スマホでユーチューブを毎日のように数時間も視聴して楽しむ人がいるほどです。

この状況で、iPhoneやスマホ修理店の需要は増し、同時に修理店独立開業を目指す人も増えてきています。

一方でスマホ修理店は、高度な修理テクニックが求められるなど、運営は一筋縄にはいきにくい部分もあります。

ですが、フランチャイズ本部の力を活用する方法で、安定したパーツ入荷できるなど、修理業務をスムーズに進めやすい方法もあります

今回は、フランチャイズとiPhone修理(スマホ修理)について、修理店の需要と儲かる根拠や修理内容などに触れながら解説します。

フランチャイズのiPhone修理店の年収

フランチャイズのiPhone修理店の年収は、一般的に500万円程度といわれています。

そして、基板修理やデータ復旧などの難しい修理もこなせれば、700万円や800万円もあります。

また複数店舗経営でうまくいけば、1,000万円程度も可能な業種です。

【高収入のコツ】

  • 初期費用について、低価格での開店を目指す
  • 修理技術を上げ、単価の高い修理も自分でできるようにする
  • ショッピングモールなど、顧客がアクセスしやすい場所で開業する
  • リピーターを確保して、ストックビジネスにする
  • 中古スマホや、アクセサリーの販売にも力を入れる
  • 需要の高い機種や修理内容を分析の上パーツを入荷し、すぐに対応できるようにしておく
  • スマート家電も体験できるようにして、新規顧客を引き付ける など

ストックビジネス:顧客が継続的に商品やサービスを購入し、定期的な収入になるビジネスのこと

初期費用とロイヤリティなどの費用

(1)初期費用

初期費用として標準的に、100~200万円程度要する傾向にあります。

そして高いケースでは250万円や、店舗に高級感をもつなどのこだわりがあれば、さらに高額になる可能性もあります。

一方で安いケースでは、50万円程度や10万円程度で、ほとんどかからない可能性もあります。

【初期費用内訳】

  • 加盟費
  • 研修費
  • 物件取得費
  • 修理機材準備費
  • 内装外装工事費
  • 開業広告費
  • 修理パーツ費 など

加盟費はゼロ円で、研修費の割合が大きなところもあります。

(2)ロイヤリティ

定額制:月額5,000~100,000円程となっています。

変動制:売上の3~10%程となっています。

またロイヤリティが、ゼロ円のところがあります。

そして、月額固定3万円に、売上の5%を加算するところもあります。

また、ロイヤリティでなく、次の経費名目のケースもあります。

  • システム利用料
  • web運営費
  • 技術講習料

iPhoneやスマホ修理の需要と儲かる根拠

iPhoneやスマホ修理には、次のような需要と利益を確保できる根拠があります。

(1)即日対応

スマホに何らかの不具合が生じると、基本的に皆さんその日のうちになるべく修理したいでしょう。

一方で購入店へもって行っても、なかなかその場では直せない傾向もあります。

代替機貸し出しによる、預かり修理対応になることもあります。

メーカー正規店では、事前予約が必要なところもあります。

このように不具合の需要に対して、修理の供給が追い付いていないわけです。

ですが、修理店では、その場で修理対応する傾向があります。

(2)必ずしも新たな店舗は必要ない

修理店といっても、必ずしも別途店舗は必要ありません

現状、仮に店舗をもっていれば、その店舗も利用可能です。そして自宅開業も可能です。

また極端な話、修理と接客さえできれば可能なので、それほど大きなスペースも不要です。

一般的に店舗物件取得と物件維持には、結構な費用がかかり負担にもなります。

この費用が抑えられることは、利益につながります。

(3)利益率が高い

スマホの修理に使う部品は、修理店にとってリーズナブルな価格で仕入れられます。

そして、修理店はそれなりの技術料を添えた代金を、顧客へ請求します。

よって、スマホ修理店は高い利益率を確保できるわけです。

それでも修理店の料金は、メーカーの正式な修理受付店よりは幾分か安くなる傾向もあります。

(4)中古品取扱

機種変更を検討しても、なかなか決断に至らない理由として本体価格が高額なことです。

本体は新品のケースでは、8万円や10万円程度する時もあります。

分割払いも可能とはいえ、数千円を24回や36回で支払い続けることに対し、抵抗感を感じる購入希望者も少なくありません。

一方で、スマホ修理店は中古の本体を、まるで新品かのように手入れして、リーズナブルな価格で販売します。

このような中古スマホの販売も、スマホ修理店の需要の根拠といえます

(5)スマート家電(IOT)の体験

今様々な家電をスマホで操作できることを、知っている人も少なくないでしょう。

このスマホによる家電操作を、無料体験できるところもあります。

iPhoneやスマホの修理内容

iPhoneやスマホ修理には、次のような修理内容があります。

(1)フロントパネル修理

スマホを使っていて何らかのはずみで落としてしまい、フロントパネルにひびが入ったり、割れたりしてしまうトラブルはよくあります。

表面のガラスが破損するだけなら、タッチパネル機能は使えるときもあります。

一方で中の液晶パネルまで破損すると、タッチ操作もできなくなります。

(2)水に関するトラブル修理

水に関するトラブルでは、トイレなどに落とし水没のパターンが多いです。

そして何かの液体をこぼし、作動しなくなるトラブルもあります。

(3)コネクター部分

充電器をスマホ本体に、接続する部分のことです。

急に充電できなくなったり、電話の声が相手に通じなくなったりするトラブルがあります。

(4)ホームボタン

ホームボタンは、皆さんが最も頻繁に使うボタンではないでしょうか。

故障の症状としては、押しても反応しなかったり、強く押さないと反応しなかったりといった内容です。

故障の原因としては、ホームボタンのケーブルが劣化することなどがあります。

(5)音系部分

例えば通話中に、明らかに自分の声が相手方に通じなくなったり、自分が聞く音にノイズが入ったりするトラブルがあります。

これはマイクやスピーカーなどに関わる、電子基板に破損があるなどの原因もあります。

(6)センサートラブル

センサーとは、液晶画面が消えるようにする感知センサーです。

通話時に顔が画面に触れて、誤作動を起こすことを防ぎます。

落下などしたときに、その場で即座には症状が出なくても、しばらくしてから不具合が生じることもあります。

(7)非公式アプリ利用

メーカーなどが正式に認めていないアプリをダウンロードしたり、使用したりすると何らかの不具合が起きる可能性があります。

(8)自己修理失敗

機械に自信がある人は、自分で修理を試みる人もいます。

一方でうまいこと修理できず、結局は修理店に頼むケースもあります。

(9)バッテリー交換

バッテリーが寿命になると、スマホそのものを変える人もいますが、バッテリー交換する人もいます。

バッテリー交換程度は、自力のみでもできやすいですが、何かの不具合を懸念する人は修理店に依頼する傾向もあります。

上記以外にも、マナーボタンやカメラの修理などもあります。

そして機種が新しいほど、単価が高くなる傾向もあります。

また、基板修理やデータ復旧を除けば、フロントパネル修理が修理代そのものは高くなります。

フランチャイズによるiPhone修理店 開店の手順

(1)問い合わせと打ち合わせ

まず興味をもったiPhone修理店本部へ、メールや電話で問い合わせをします。

そして開店希望時期や目指す収益などについて、じっくりと話し合います。

(2)見学会

実際の加盟者の店舗や、業務状況を見学できるところもあります。

(3)契約

双方合意すれば、正式契約手続と初期費用納入となります。

(4)立地選定と物件の段取り

新規店舗が必要なケースでは、商圏調査と物件段取りがあります。

物件取得は意外と一筋縄にはいかないケースもあり、本部のサポートは助けになります。

(5)研修

修理の技術や店舗運営について、研修があります。

売上や顧客に関するデータを、パソコンで管理する方法など、様々な技法の指導があります。

(6)内装外装

店舗の内装外装工事をします。

(7)機材やパーツ準備

修理に必要な機材やパーツと、他道具なども準備して、開店へ向け店の物理的準備はほぼ完了となります。

(8)開店広告

本部のホームページ加盟者に広告を掲載したり、チラシ作成したりするなど、オープニング広告をします。

(9)開店

(1)~(8)の段取りを経て、開店と修理業務開始となります。

上記プロセスのどこかで、登録修理業者制度登録も考えます

フランチャイズでiPhone修理店を開店するメリット

(1)安定したパーツ仕入

自身による営業のケースでは、パーツによっては思ったように入荷できない時もあります。

一方でフランチャイズでは本部の仕入力によって、比較的安定して幾分か安値で入荷可能な傾向があります

(2)未経験も可能

機械系や機械修理系の業務は経験がありながらも、スマホ修理経験はないとします。

それでもフランチャイズでは講習によって、未経験者も参入できる可能性があります

(3)低い初期費用リスク

フランチャイズのスマホ修理屋開店では、開業費用が数十万円から100万円程度で収まることもあります。

よって初期費用リスクは、低いといえます。

(4)総務省の登録サポート

総務省の登録修理業者制度に登録しておいた方が、より顧客を確保できやすいです。

一方で、まだ店舗運営すら要領を得ていないうちは、登録をスムーズに進められない傾向もあります。

フランチャイズでは、登録がスムーズに進むよう、サポートするところもあります。

登録修理業者制度:修理の部分や修理手段が適切であって、修理後のスマホや携帯電話が技術基準に適合できることを示す証のことです。

技術基準:使用するスマホや携帯電話が、電波法や電気通信事業法の技術を満たしているか否かの基準のことです。

(5)開業サポート

一般的に開業には、複数の段取りがあります。

フランチャイズでは、この開業の段取りをサポートします。

例えば、スマホ修理店では、修理用の機材も重要です。

一方でスマホ修理に精通していないと、どの機材がよいのか選択できにくいです。

ですがフランチャイズでは、機材に関してアドバイスしたり、本部が機材を準備したりするところもあります。

(6)場所確保サポート

顧客が来店するタイプの業種なので、店舗を構えるケースでは場所確保も重要です。

そして顧客が来店しやすい場所としては、ショッピングモール内や商業施設内がポイントともいえます。

一方でこのような出店場所を、自力で確保することは容易ではありません。

ですがフランチャイズでは、本部が提携力で場所確保サポートをするところもあります。

(7)免責事項の表示

顧客へ渡すレシートに、修理についての免責事項を印字できるようになっている本部もあります。

よって想定外のクレーム回避につながり、運営をしやすくなります。

(8)他本部サポート

上記以外にも、集客サポートや電話サポートもあります。

割引クーポンなどをつけたダイレクトメールを、作るところもあります。

目立つダイレクトメール作りは、意外と難しいです。

フランチャイズでiPhone修理店を開店するデメリット

(1)本部のペースに合わせる必要性

自分では少しずつ技術を習得し、着実にゆっくりと修理実績を上げていきたいと考えるとします。

一方で本部としては早くそれなりに高度な修理技術を覚え、多くの売上を上げることを望むとします。

これでは加盟者と本部の方針にギャップが生じ、不都合となります。

(2)開業の際の研修費

自分はそれなりにスマホ修理に精通していて、開業時の研修は必要ないと考えるとします。

一方でフランチャイズでは開業の段取りの一部に研修があり、開業費用には研修費も含まれるとします。

このようなケースでは結果的に、研修費の分を追加で費用を要することになりデメリットともいえます。

(3)追加業務発生の可能性

加盟者としては現状修理対応で、収入的にも運営的にも順調に進んでいるとします。

一方でフランチャイズでは本部の方針により、アクセサリーも販売する必要性が生じると、不便が生じる可能性もあります。

つまり、あまり売れないグッズも売る必要があると、在庫リスクが生じるわけです

(4)経費考慮

フランチャイズでは家賃などの固定費の他に、基本的にロイヤリティや月額会費などを支払う必要の傾向もあります。

売上が好ましくなかった時には、追加の負担となります。

iPhoneやスマホ修理店の難点と失敗を避けるコツ

(1)故障原因の見極め

画面破損やバッテリー寿命程度なら、故障原因はわかりやすいです。

そして加盟時の研修にて、故障原因や対処方法について指導はあるでしょう。

一方でスマホの部品は日進月歩で変化し、実際の修理内容は多岐にわたり、研修時の知識だけではカバーしきれない可能性もあります。

このようなケースでは、本部で代行修理をするところもあります。

ですが、すぐに修理したかった顧客からみると、フランチャイズ本部へ預けるのでは、正規メーカーへ依頼することと変わりません。

この事態を避けられるように、本部から原因が分かりにくい症状の故障原因や対処法について、随時アドバイスを受けておきたいものです

(2)なかなか故障しない

今のスマホは部品の性能が上がってきていて、なかなか故障しない機種もあります。

これでは修理対応のみで、目指す売上を確保できにくい可能性もあります。

よって状況次第では、中古販売やスマート家電対応なども考える必要もあります。

(3)立地選定

例えば昼間仕事中にスマホに不具合が生じるなどすると、夕方仕事が終わってから帰宅の間に寄ろうかなとも考える傾向にあります。

一方で夕方は車が混み、顧客としてはなかなか想定通りのスケジュールで進まない傾向もあります。

よって平日の夕方以降や土日など、顧客が修理に持って行こうと考える日時に、アクセスしやすい立地選定も重要です。

(4)メーカー保証にはかなわない

基本的にメーカー正規修理店では、保証が適用されます。

そして正規修理店の修理料金も少しずつ値下がり傾向にあるので、メーカー保証にはなかなか匹敵できにくいです。

よってメーカー正規修理店にはない、差別化も必要です。

(5)人材育成

自分の加盟店で、従業員が必要になるとします。

そして、あと1人従業員がいれば、次の店舗を開店できる状況もあるとします。

一方で現状のフランチャイズでは、人材育成が課題の1つとなっています。

フランチャイズ本部にはもちろん、人材育成サポートはあります

ですがまだ、追いつけてはいない現状があります。

よって加盟者自身も、人材育成方法を勉強する必要があります。

まとめ

ここまで、フランチャイズとiPhone修理(スマホ修理)について考察してきました。

押さえておきたい点は、スマホ修理の需要と儲かる根拠や修理内容です。

そして、フランチャイズで開店するメリットもポイントといえます。

スマホそのものの利用は、衰退はしないでしょう。

修理技術を上げて販売業にも力を入れ、効率的に高収益を確保し、iPhone修理店やスマホ修理店で成功なさってください。


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