定年後(老後)のフランチャイズについて解説!潤いのある生活を実現

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フランチャイズ  定年後(老後)

現在50代中盤・60歳前後の方々の中には、定年後フランチャイズによる独立開業を考え中の方が増えつつあります。

これは年金の先行きが不透明・受給額の見通しがコロコロ変わるなどといった不便が生じても、定年後それなりの収入を確保したいという意思によります。そして定年後もまだまだ元気なので、ある程度は仕事をしたいという気持ちももっています。

しかしながら定年後のフランチャイズ開業といっても、「何をどのように進めていけばある程度自分のイメージに合わせたフランチャイズ開業を実現できるの?」「事業運営を進めていけるの?」と思い悩んでいる方が少なくありません。

そこで今回はフランチャイズと定年後(老後)につきまして、定年後(老後)にフランチャイズで開業するメリットやデメリット・業種などに触れながら解説します。

定年後(老後)にフランチャイズで開業するメリットとデメリット

(1)メリット

①定年後(老後)における生活費の足し

国会議員や政府はあの手この手で年金制度を改善しようとしていますが、支給開始年齢引き上げ・受給額減額など年金に関する良いとはいえないニュースがよくテレビなどで聞かれます。これまで一生懸命年金を払ってきた方の中には、「要するに国の詐欺でしょ」と嘆く方もいるくらいです。

しかしながら定年後(老後)にフランチャイズで開業してそれなりの稼ぎを実現できれば、生活費の足しになります。生活費の足しができれば最低限の生活はもちろん、ある程度潤いのある豊かな生活を満喫することもできます。人によっては2・3か月に1回、旅行するなどといった娯楽も可能でしょう。

また、このご時世で定年後(老後)に再就職先を探すのは容易ではありません。

②費用を調達しやすい

フランチャイズ開業には、初期費用で100万円程度・数百万円程度(中には1千万円近く)かかる場合があります。50代中盤・60歳前後の方々というのは、ある程度まとまった金額を準備できやすい傾向もあります。この意味では、フランチャイズ開業実現の可能性が高まります。

③夢実現

サラリーマン時代(中には学生時代)から夢であった何らかのビジネスがある方は、長年の夢を実現させるチャンスでもあります。雇われというのはいろいろな物事に縛られて、自由に働けない傾向があります。このような縛りから解放されて、自分の裁量によってのびのびと仕事をできるようになるのです。

(2)デメリット

①健康上の問題で頓挫する可能性

フランチャイズ開業時は健康上何も問題がなかったとしても、事業開始後に健康上の問題が生じ、初期費用の回収すら完了できていないのに事業を終える必要性が出てくる可能性が否定できません

②競争意識があるか否か

一般的に、事業においては競合に勝つために、提供商品の改良・提供サービスの改善が求められる傾向があります。そしてこの改良や改善には、ある程度プライベートの時間を費やした試行錯誤が求められる場合もあります。このような時、体力的・精神的にそこまで取り組める余裕があるか否かも懸念点とはいえます

定年後(老後)に向いている業種

定年後(老後)に向いている業種一覧

業種 業務内容
オフィスワーク パソコンで書類作成など
軽作業・製造・清掃 工場のライン作業・倉庫での商品出荷整理作業・ビルの清掃など
警備員 ビルの警備業務・工事現場での交通整備など
医療・介護・福祉 介護事業所や病院での業務はもちろん、介護車両の運転など
営業 メーカーや商社などの各種営業業務
販売・接客

ホームセンターの販売業・ガソリンスタンドの接客業務など

やはり、体力的に厳しくない業種・業務内容が難しくない業種などが向いているといえます。次から本格的に、定年後(老後)のフランチャイズと業種などについて触れていきます。

定年後(老後)のフランチャイズ開業に向く業種

(1)ハウスクリーニング業

成長産業でかつ人手不足業界です。無店舗型営業が可能なので、物件取得の手間が省けるのが大きな利点ともいえます

初期費用が250万円程度~300万円弱程度(安い所は200万円台前半のところもあり)と、安価ではありませんが比較的リーズナブルです。自営業が初めてである程度まとまった金額の初期費用の支出には抵抗があるという方にも、支出しやすい金額といえます。

清掃業未経験という方には、ハウスクリーニング会社によっては45日間という徹底した訓練がなされるところもあります。本当に仕事を取れるかどうか不安という方には、本部がインターネット技術を駆使してお客様を加盟者へ紹介するというところもあります。

繁忙期は別として自分の業務をこなしさえすればいいので、1日に7時間も10時間も拘束される義務がありません。

(2)コインランドリー

女性の社会進出がさらに増してきている現代、洗濯は家に帰りつく前に終わらせたいという方が増えてきています。そしていろいろ動くのがきつく、洗濯はコインランドリーを利用するというお年を召した方も少なくありません。このような事情で、コインランドリーの需要が増えてきています。機械の改良などで、仕上がり具合が進化してきています。

初期費用が2,000万円程度かかるというのが、初めて自営に臨むという方には抵抗があるかもしれません。しかしながらコインランドリーという業種は、店への常駐が必要なく不労所得にもなり得ます

(3)ネットショップ

ネット通販による需要が以前にもまして、増加してきている傾向があります。需要がある程度存在する商品の準備調達(製造)・インターネット設備・インターネット技術があれば、気軽に始められる(自宅開業が可能)のがネットショップの大きな特徴ともいえます

パソコンなど全てを一から準備しても、安ければ20万円程度(状況によってはこの値段以下もあり得ます)から始められます。本格的な通販サイト(ホームページ)を購入して開業となると、初期費用で数十万単位から100万円程度かかる場合もあります。

(4)リペア業・リフォーム業

節約志向で、新品調達より修理できるものは修理して使うという傾向からリペア業の需要があります。中小企業・フリーランスの方の場合、新規ビル取得より既成ビルをリフォームして使用するという志向でリフォーム業の需要もあります。

修理の内容には、車・電化製品・家具・家・ビルなど多数あります。ふすま・障子などの修理ができれば、日本風民家が多い地方でも仕事はある傾向です。

上記全業種、体力の衰えに配慮できる業種といえます。

定年後(老後)にフランチャイズで開業する段取り

(1)目標時期と目標金額設定

年金は65歳支給開始・70歳支給開始・支給額が異なるなど、事情がいろいろと変わってきています。そして事業というのは、なかなか最初から思ったような売上には届かない傾向もあります。このような事情を鑑み、最悪60歳からの5年間は黒字が出ないと想定します。

ということは60歳からの5年間は、まるまる退職金で生活費を捻出する必要があるわけです。このように、人生設計と照らし合わせながらまず事業に関する期間・金額をイメージします

(2)業種・フランチャイズ会社選定

皆さんよくイメージなさるのは、自分が長年経験してきた業種がやりやすそうということです。しかしながら、雇われで働くのとフランチャイズ開業で働くのとは事情が異なる場合があります。つまり仕事の進め方・要領・方針などについて、自分が勤めていたところとフランチャイズ元が異なり、もめごとが起きる可能性があります。

想定されるケースとしては、次の点などが考えられます。

  • 材料・道具などの調達先が指定されて合わない
  • 自分が希望する以上の労働時間(量)を求められる
  • 本部の営業マンと折りが合わない
  • 自分は1店舗で十分だけど、本部が2店舗目3店舗目を求めてくる

よって、業種もフランチャイズ会社も1つに絞らず複数想定し、自分のイメージを合わせられそうなのはどこなのか分析するのが大切です。

(3)フランチャイズ会社への問い合わせ・詳細面談

めぼしいフランチャイズ会社へ連絡・問い合わせし、事業計画・状況相談(人生計画・希望収入額)など詳しい話し合い・交渉・開業へ向けて段取り開始となっていくわけです。

定年後(老後)のフランチャイズ開業で成功するコツ

次のような制度や機構のサポートを活用するのも、開業成功に有効的といえます

(1)日本政策金融公庫

日本政策金融公庫には、シニア起業家支援資金という制度があります。55歳以上で、新しく事業を始める方ないし事業を始めてから約7年以内の方が対象となっています。融資限度額は7,200万円(そのうち運転資金は4,800万円)です。

(2)一般社団法人日本シニア起業支援機構

経営管理や技術開発など多彩で豊富なビジネス経験を有するアドバイザーによって、起業希望者に次のような助言がなされます。

  • 技術指導(製品開発含む)
  • 資金調達支援(公的資金・金融機関)
  • 人材育成
  • 経営改善
  • 販売促進
  • 市場調査など

(3)生涯現役起業支援助成金制度

厚生労働省が、事業運営のために必要となる、従業員を雇い入れる際に要した費用の一部を助成する制度です。事業には想定外のことが起こりがちで、悪いことだけでなく想定以上の発注が生じることもあり得ます。このような際に急にスタッフの追加が必要となった場合、助けになる制度ともいえます。

定年後(老後)に関わらず、事業に係る経費・費用が他からサポートされるのは大きいです。

定年後(老後)にフランチャイズで開業する際の留意点

(1)周囲の意見も聞く

50代中盤・60歳前後の方というのは豊富な人生経験・仕事経験により、仕事に自信を持っている傾向があります。これは自然なことです。しかしながら自分の能力を過信して、看過してしまう可能性が否定できません。いくらベテランといえども、完璧ではありません。

アンケートなどでお客様の感想・意見を聞く、アルバイトなど従業員の意見を聞くというのも重要です。

(2)焦って話や段取りを進める

定年後の収入を確保したい一心で、フランチャイズ会社より可決の知らせが届くとすぐに契約・初期費用納入となる方が少なくありません。しかしながらこのような焦った決断には注意が必要です。

決断の前に、家族や知り合い(できれば経営者や事業家)に相談するのが大切です。特に契約・契約書の文言は大事ですので、時間がかかりますが一字一句、隅から隅まで目を通しておくのが求められます。中には業務内容・フランチャイズのシステム(サポート体制など)といった整備が、しっかりとなされていないところもあります。

まとめ

以上、フランチャイズと定年後(老後)について述べてきました。重要点としては、業種とフランチャイズ会社の見極め・段取り方法・成功のためのコツではないでしょうか。慎重かつ賢明な判断で、イメージした定年後(老後)のフランチャイズを実現なさってください。


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