フランチャイズで美容室開業は実現可能!失敗しないためのコツも解説

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フランチャイズ 美容室

この記事をご覧になっている方の中には、美容師で独立開業を目指している人が少なからずいるかと思います。

いつかは自分の店をもちたいと思ってきたのはもちろん、現在勤めているお店での役職や待遇内容に不満があるなどといった様々な理由があることと思います。

独立開業してうまくいくと、仕事がしやすくなったり収入が増えやすくなる傾向があったりする考え方もあります。

一方で、独立に関して様々な不安点や懸念事項を抱いているケースがみられます。

独立と一言でいっても、「そんな簡単に独立ってできるの?」「そもそもちゃんとお客様を確保できるのかな?」と思い悩むでしょう。

ここで本記事では、フランチャイズによる独立開業の方法をご紹介します

フランチャイズによる独立開業とは端的に言うと、フランチャイズ本部へ加盟し対価を支払う見返りに、複数のメリットを受けるというシステムです。

美容室のフランチャイズについて、独立開業する強みや開業後のサポートなどに触れながら解説します。

投稿者・コラム執筆者

フランチャイズで美容室を独立開業する強み

(1)有名な屋号を使える

美容室に限らず、有名な屋号を使えるようになるのは非常に大きいです。

提供するものが、商品にせよサービスにせよ、屋号でどこの会社かお店にするかを決めるお客様がいるほどです。

有名な屋号というだけで、お客様の注目を集めるメリットがあると言えます。

(2)物件選びサポートがある

顧客が来店するタイプの業種では、物件選びは非常に重要です。

雇われで働いていると「駅近で、建物の1階で、コインパークが近くにあって」などというように、好物件の特徴を感覚ではつかめている時があるでしょう。

一方で、正確には理解できていないケースが少なくありません。

そして仮に望ましい物件が見つかっても、物件取得段取りがなかなか思ったように進まない可能性があります。

さらには、契約合意寸前で一転白紙へ戻ることもあります。このように物件選びと一言でいっても、様々な複雑で難しい手順といえます。

ですがフランチャイズでは、この物件選びをサポートする本部があります。

(3)未経験者でも参入可能なケースがある

美容室開業というと「テレビで特集されるようなカリスマスタイリストレベルのスキルを求められるのでは?」と、考えるかもしれません。

ですが美容室フランチャイズ本部によっては、美容師スタッフ教育システムを設けているところがあります

素人同然でも、カット技術を学ぶことができます。つまり、異業種からの参入も可能というわけです。

よって「今までは違う職種だったけど、美容業に挑戦してみたかった」という人には、夢をかなえるチャンスともいえます。

開業後のサポート

(1)集客サポート

開店直後は、新規開店の話題性によりお店が目立ち、お客様が入りやすい傾向があります。

どの業種にもいえることですが、開店からいかにリピーターや新規顧客を獲得できるかが、繁盛に向けたカギの一つになります。

フランチャイズ本部は、莫大な資金力でSEO施策を行ったホームページをもっているところがあります。

このホームページの店舗検索に、自分のお店を掲載してもらえると大きな集客力になり助かるでしょう。

そして近年では訪問型サービスといって、介護施設や病院へ訪問してカットやカラーのサービスを提供する形態も増えてきています。

この業務のために、仕事を取るサポートをするところがあります。

(2)カラー材などに便宜を図ってもらえる

加盟者自身はもちろん、より高品質なサービスのために、様々なカラー材などを探し試す場合があります。

そしてフランチャイズ本部は膨大な情報収集力で、美容室運営のための道具や商材情報を入手できる傾向があります。

また海外の商材や、個人経営ではなかなか入手が困難な商社の製品も入手できる可能性があります。

最先端のカラー材や道具は、店全体の技術力アップにもつながります。

(3)決算手続きと節税術の伝授

事業を自分で営むとなると、決算手続きが必要になります。初年度は、ただでさえ開店や業務運営そのものでバタバタする傾向にあります。

この上に、複雑な決算手続きの必要があるわけです。決算は期限内にするのはもちろん、正確な内容を求められます。

よって素人が自力で処理しようとすると、大きい困難が想定されます。

そして、税金についての知識も非常に重要です。経営者は少しでも多くの利益を自社に残そうと、施策を行います。

ここで節税の術がポイントとなりますが、フランチャイズ本部から効果的な節税術を教えてくれるところがあります。

(4)本部スタッフによるフォロー

開業直後は何かと混乱しがちで、細かい部分までは注意や対応が行き届きにくい傾向があります。

そこで本部スタッフが一定期間常駐し、フォローしてくれるところがあります。バタバタしている時のフォローは、大変助かるでしょう。

フランチャイズのタイプ

(1)フランチャイズ

一般的に、フランチャイズと呼ばれる形態です。

業界未経験者でも可能というところ以外は、基本的にそれ相応のスキルやまとまった費用が必要な傾向です。

ですが加盟対象者は、応募条件に該当すればどなたでも可能というタイプです。

(2)のれん分け

まず自分が加盟を望むフランチャイズ美容室にて、雇われの形で働きます。

そして業務をこなしながら、少しずつ独立開業へと段取りを進めていきます。

フランチャイズ本部によっては、実質自己資金がゼロ円で開業可能なケースもあります。

美容師業務に経験はあるものの、ブランクがあるので修業しなおしてから、自分のお店をもちたい人にもおすすめの方法です。

美容師業務の実務経験が豊富ではなくても、見習いから開始可能というところもあります。

短いケースでは、1年程度でのれん分け独立開業となるところがあります。

一般的なフランチャイズとは異なりますが、フランチャイズのような形態です。

(3)面貸し

フリーランスの美容師が、美容室側に歩合制や時間制で幾らか支払って、カットスペースやイスなどの道具を借りる方法です。

こちらも、フランチャイズのような形態です。

手順と費用

(1)手順

以下のような手順が応募から開業までの流れとなります。

①フランチャイズ本部へ問い合わせ

まず興味があるフランチャイズ本部へ、メールや電話で問い合わせをします。

フランチャイズ本部によっては、資料を送付してくれるところがあります。

②説明会出席

説明会などへ出席し、美容室フランチャイズ事業についてある程度認識します。

フランチャイズビジネスとしてまだまだ成長段階にあるケースでは、自分の考えをフランチャイズ方針に反映させやすい可能性があります。

③面談

フランチャイズ本部の担当者と、いろいろと詳細に話し合う段階です。

例えば次のようなことをやり取りします。

  • 美容業務経験
  • 自営業経験
  • 準備可能な自己資金
  • 開業希望時期
  • 開業希望エリア
  • 現在の生活状況
  • これまでの職歴など

④事業計画作成と打ち合わせ

「どれくらいの期間で大体どれくらいの売上を達成し、どれくらいの利益を目指す」といった事業計画を作成します。

そして契約合意へ向けて、細かい部分まで打ち合わせをしていきます。

⑤契約合意

話し合いがまとまると、契約合意となります。署名と捺印をした契約書が交付され、加盟金など初期費用を納入し開業へと進んでいきます。

⑥開店準備と開業

以下のような準備を経て、開業となります。

  • 物件取得と内装工事
  • 様々な器具や商材などの搬入
  • 電気や電話などの契約
  • 新規開店を知らせるための、駅前などでのチラシやティッシュ配り
  • スタッフ準備(最初から従業員を雇う場合)など

※理美容では、下記2つの免許や届け出も必要です。

  • 理容師と美容師の免許
  • 保健所へ届け出と保健所の検査確認

次の書類が必要なケースがあり、必要か否かは都道府県によります。

  • 理美容事業所開設届出書
  • 構造設備検査申請書
  • 理美容師免許証の写し
  • 皮膚疾患や結核の有無に関する医師の診断書
  • 対象事業所の構造及び設備の概要図など

保健所への美容師登録や上記書類についても、フランチャイズ本部がサポートをする会社があります。

(2)費用

①初期費用

一般的に加盟金で100~350万円程度、保証金で200~450万円程度を要します。

そして他にも物件取得費や、内装工事費などもかかります。

初年度の運転資金も含め少なくとも500万円、できれば1,000万円程度を準備しておくのが望ましいです。

一方でのれん分けシステムでは、実質自己資金ゼロ円からのスタートも可能というケースもあります

②ロイヤリティ

ロイヤリティには月額固定制と売上変動制があります。

  • 月額固定制:月額50,000~100,000円程度となっています。
  • 売上変動制:7~10%程度となっています。

2店舗目以降は、ロイヤリティがゼロ円のところがあります。

そして1店舗目からロイヤリティは無く、看板やロゴ使用料とホームページ掲載費用で月額20,000円程度といったところもあります。

フランチャイズ美容室経営の難点と失敗を避けるコツ

(1)高精度な事前計画作成

美容業に限らず、一般的に事業では事前計画が非常に重要でかつ難しいです。

フランチャイズではまず、加盟希望先を説得できる事業計画書の作成が大きな難点です。

一方で精度の高い事業計画書は、加盟希望先フランチャイズ本部を説得するのにも効果的です。

できれば事業計画は、自らそれなりに費用をかけて市場調査を行った、データを基に作成したいものです。

そして可能ならば士業者や美容室経営者にみて頂き、見解を聴きましょう。

(2)フランチャイズ本部との相性

仮に自分は、カットのみで勝負していきたいとします。このように自分の得意分野や裁量で、事業展開できる業務方針なのか否かの確認は大切です。

他にもメニュー表記の仕方や使う商材などを、フランチャイズ本部が指定している時があります。

細かなミスマッチが後々のもめごとの元になるので、一つ一つに対して熟慮が大切です。

リピーターを得るために特典を設けるケースがありますが、この特典についてもフランチャイズ本部との事前打ち合わせはポイントといえます。

(3)初期費用をいかに抑えられるか

大金を要するフランチャイズ開業にて、初期費用を少しでも抑えられれば、失敗を避けるのにつながります。

つまり経費が浮けば時間にゆとりが出るので、サービスの質を向上できるよう創意工夫しやすくなります。

初期費用低減のためには、例えば次のような方法があります。

(4)販売戦略にIT技術も駆使する

本部が集客サポートをするといえども、自分でも集客のための努力は必要です。

フランチャズ本部の大規模なホームページへの掲載はもちろん、他のIT技術駆使も大切です。

例えばFacebookやツイッターなどです。そしてFacebookやツイッターでは、親しみやすくわかりやすい文言の使用もポイントといえます。

リピーターのお客様に対してはLine@などで、随時イベントや期間限定特典のお知らせをするのも効果的です。

(5)契約書を細かくチェックする

何事においても、契約書は非常に重要です。長時間を要した加盟に向けた打ち合わせが終わり「さあ、契約へ」となると、開業へ向けて早く進みたくなる傾向があります。

契約書は数十ページにわたって、法律用語も盛り込まれた難しい日本語で構成されているケースがあります。

すべてに目を通すのは面倒と感じるでしょうが、一言一句まで納得がいくよう熟読するのが大切です。

できれば、士業者や事業経験者にみてもらえればよりよいです

フランチャイズ美容室経営者の年収

一般的にフランチャイズ美容室経営者の年収は、500~600万円程度です。2店舗目3店舗目を出店して、年収1,000万円を超えている経営者ももちろんいます。

美容師の一般論として、年収500万円を超えるのは容易ではありません。

美容師で年収500万円超えを実現するには、独立開業がカギといえます。

一方で、自身のみによる独立開業は多数の大きな困難が想定されます。ですがこの独立開業を実現しやすいのが、フランチャイズ独立という方法です。

独立事例

22歳でフランチャイズ独立

あるOさんは、元々は社長になりたくて大学へ行き、経営学を学びたいと考えていました。

ですが大学進学が諸事情でうまくいかず、親族の勧めで美容業の道へ入りました。

Oさんは会社のイベントで先輩に、社長になる目標を伝えました。するとこちらの先輩から、会社の独立支援制度を教えてもらえました。

一方で、独立支援制度によるフランチャイズ独立といえども、容易ではありませんでした。

店長業務にて一定以上の売上を達成するのはもちろん、全国フランチャイズオーナーの8割からの賛同を得る高い壁もありました。

Oさんは壁を越えるために技術練習や掃除、そしてクレーム対応など、様々なことを率先して行動し続けました。

これら人一倍の努力により周りから認められ、4年間でフランチャイズ独立できたのです。

まとめ

フランチャイズと美容室について考察してきました。押さえておきたい点は、フランチャイズで独立開業する強みや開業後のサポートです。

そして、フランチャイズ美容室経営の難点と失敗を避けるコツもポイントといえます。

練りに練った美容室開業計画や開業後のサポート活用で、自分の特技を活かした美容室経営は可能です。

フランチャイズの方法にて、独立開業成功の確率を上げていきましょう。


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