スーパーをフランチャイズで開業するメリットは?失敗を避けるコツも解説

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スーパー フランチャイズ

ビジネスを行う場合、なるべく安定した収益を上げ、景気の変動などに影響されないような事業を行いたいと思う人も多いでしょう。

スーパー経営は比較的景気の悪化などに強い業種といわれており、一定の顧客層を掴むことで、安定した経営ができるといわれています。

では、スーパー経営をフランチャイズによって開業する場合、どの程度の収入が得られ、どの程度のコストがかかるのでしょうか?

この記事では、フランチャイズでスーパー経営を行った場合についてあらゆる面から分析し解説します。

投稿者・コラム執筆者

今後の需要は? スーパーの将来性は安泰か?

まずは、スーパー経営の将来性について見てみましょう。

どの事業を行うにあたっても、まず将来性を分析し、息の長い経営ができる業種を選ぶことがポイントです

では、スーパー経営の将来性は高いのでしょうか?

(1)ネット販売ではできない生鮮食品など需要は底堅い

スーパーとは、生鮮食品や日用品などを販売する店舗のことです。

近年は、ネット販売も盛んとなっており、さまざまな商品がボタン一つで自宅まで届くようになっています。

しかし、生鮮食品などは、自分でスーパーへ行って買い物する人が多いでしょう。

つまり、日常の生活において欠かせないものとしてスーパーは存在しています。

コンビニなどで気軽に購入することもできますが、価格面においてはスーパーが安いこともあり、主婦層などは、価格面からスーパーを利用するケースが多いのです。

景気にも大きく左右されず、安定した売り上げを今後も得ることができるビジネスといえるでしょう

(2)無人レジなどによりさらなる進歩も見られる

近年のスーパー事情として無人レジなどが浸透していることが挙げられます。

購入した商品を、自動レジで自分たちが精算する方法ですが、これにより人件費の削減が計れます。

更に、クレジットカード精算で現金を持たずに買い物できるようになっている点も、便利さに拍車をかけているといえるでしょう。

人件費をかけずにスーパー経営ができるので、価格面に反映できます

つまり、もっと安い商品を提供できるようになっており、更に売り上げ増も見込める事業といえるでしょう。

フランチャイズのスーパー経営の平均年収

では実際にスーパー経営を行った場合、どの程度の利益を上げることができるのでしょうか?

スーパーに勤めている場合の年収とあわせて、収益面について解説します。

(1)店長職で500万円~700万円

スーパー経営には、スーパーの規模にもよりますが、複数の人員が必要です。

商品を並べる人やレジ打ち、生鮮食品の取り扱いなどに人員を配置しなければいけません。

そのスーパー経営の責任者とし店長職の人員が必要です。

一般的に、スーパーの店長職の平均年収は500万円~700万円といわれています。

店長は、スーパーの運営管理が主な仕事内容です。

クレーム処理や、商品の配送手配、売り上げの管理などが挙げられます。

土日は、集客が見込めますのでなかなか休みが取れない点が店長職の特徴です

そこまで高い年収ではありませんが、一般的な平均年収より少し高い年収を得られる職種といえるでしょう。

(2)売り上げの15%程度の収益が見込め、収益性は高い

では、実際にスーパーを経営した場合、どの程度の収益を得ることができるのでしょうか?

一般的にスーパーの利益率はそう高くないと思われがちです。

しかし、フランチャイズ本部によっては高い利益率をセールスポイントとしているところもあり、15%程度の収益を見込め非常に収益性が高いケースも見られます。

月3,000万円程度の売り上げが見込めると、売り上げ利益として500万円程度の売り上げを上げることも可能で年間6,000万円程度の利益が見込めるのです。

複数のスーパーを経営することでさらなる収益増も見込めるビジネスといえるでしょう

初期費用・ロイヤリティなどの費用

ここまでは、スーパー経営における売り上げについて解説しました。

しかし、売り上げだけ見て開業しようと思うのは時期尚早です

コスト面もきちんと確認しておかなければいけません。

特にスーパーは、品数も多く、広いスペースが必要となる場合もありますので、少ない資金でできるわけではないのです。

では、開業にかかるコストや、ランニングコストはどのくらいかかるのでしょうか?

スーパーのコスト面について解説します。

(1)規模にもよるが4,000万円程度かかるケースもある

スーパー経営の初期コストは、規模によっても大きく異なります。

どのようなコストがかかるのかについて見てみましょう。

初期費用にかかる項目と費用を下記にまとめました。

物件の取得 最大1,000万円程度
内装や外装費用 最大1,500万円程度
設備設置費用 最大1,000万円程度
仕入れ 最大300万円程度
広告費 最大50万円程度
合計 最大3,800万円程度

非常に高額な費用がかかります。

フランチャイズでスーパー経営を行うとなると、加盟金料が必要になります

加盟店料とはフランチャイズの加盟する際に支払うものです。

フランチャイズ本部によって金額は異なりますが200万円程度の加盟店料が一般的ですので、合わせると初期コストとして4,000万円程度必要なケースがあります。

(2)ランニングコストは最大250万円程度

次にランニングコストを見てみましょう。

ランニングコストとは、毎月スーパーを経営していくときに必要な経費を指します

では、どのような費用がランニングコストとしてかかるのか、下の表にまとめました。

店舗賃料 最大30万円程度
人件費 最大70万円程度
仕入れ 最大80万円程度
広告費 最大20万円程度
光熱費 最大40万円程度
合計 最大240万円程度

こちらも非常に高額のランニングコストといえるでしょう。

しかし、賃貸料はエリアにより大きく異なります。

また、スーパーの規模によって人件費も異なりますので、開業前にどの程度のコストがかかるのかを確認しましょう。

(3)ロイヤリティは企業によって異なるが1%のところもある

フランチャイズに加盟する場合、毎月の支払いの中にロイヤリティが入ります。

ロイヤリティとは、フランチャイズの経営ノウハウやシステムを利用できるのに対し、毎月支払う使用料と思っていいでしょう。

一定額の費用の場合や売り上げの何%かを支払う方法に分類されます。

ロイヤリティの金額は、フランチャイズ本部によってさまざまですが、売り上げの1%程度と非常に安いロイヤリティの企業もあります。

フランチャイズ選びの一つとしても良いでしょう。

フランチャイズによるスーパー経営の開業手順

利益やコストについて解説すると、次に知りたいのが開業の手順です。

フランチャイズによる開業は、自主独立する開業とは少し異なります。

若干手順が多くなりますので、フランチャイズで開業する場合の手順を見てみましょう。

Step1 問い合わせ

まずは興味があるフランチャイズ本部へ問い合わせを行いましょう。

電話やメールで問い合わせをおこない、資料などを郵送してもらいます。

Step2 加盟についての打ち合わせ

資料を確認後、説明会への参加や面談などを行い契約内容などいくつかの説明があります。

疑問点などはここでじっくり話し合い解消しておきましょう。

Step3 出店を希望する物件の確認

既にめぼしい物件などがある場合、フランチャイズ本部に提示し、出店が可能かどうかの判断を行ってもらいます。

Step4 加盟申込み

フランチャイズに加盟するための申込みを行い一定の書類や申込書に記入しなければいけません。

Step5 審査

申込みすると全てが加盟できるわけではありません。

フランチャイズ本部から審査があり、審査に合格して初めてフランチャイズに加盟できます。

Step6 出店決定

フランチャイズの審査が合格し希望物件への出店が可能となります。

Step7 契約

フランチャイズ本部と加盟契約を締結します。

Step8 店舗の契約

店舗を借りる場合は店舗の賃貸借契約を締結します。

契約日以降からいよいよ工事着工です。

Step9 研修

工事の間、フランチャイズの研修を受けなければいけません。

ここでマニュアルやノウハウを徹底的に学びます。

Step10 商品搬入

オープンが近づくと、商品を搬入しなければいけません。

初めての搬入ですが、フランチャイズ本部の指導の下陳列します。

Step11 オープン

やっとオープンです。早めの黒字化を目指しましょう。

必要な資格や技術

フランチャイズにはいくつかの手順が必要なことが分かります。

しかし、フランチャイズ事業の中には、オープンに必要な資格がありその資格を取らなければオープンができない場合があるのです。

スーパーの開業に必要な資格はないのでしょうか?

また何か開業に向けて特別な技術などは必要なのでしょうか?

必要な資格などについて解説します。

(1)いくつかの資格が必要

スーパーも開業にあたって最も必要な資格は、食品生成管理者の資格が必要です

この資格は基本的に講習を受けることで取得できます。

また、食品を扱うので、食品関係営業許可、イートインコーナーなどがある場合は飲食店営業許可など扱う種類により必要な資格や許可証は異なります。

(2)特に技術は必要ないが、接客が好きな人が良い

スーパー経営において、特に必要な技術などはありません。

しかし、できれば接客が好きな人が好ましいといえます。

多くのお客様が訪れ、商品を購入しますが中にはトラブルやクレームになることもあるでしょう。

また、いい印象を持って買い物してもらうことでリピーターを増やさなければいけません。

そのため接客好きで明るい人が向いているといえます

スーパーではどのような顧客層を対象にすればいいのか?

スーパー経営を安定して長く続けるには対象となる顧客層をしっかりとつかんだ営業を行わなければいけません。

では、スーパー経営ではどのような顧客層をつかめばいいのでしょうか?

(1)主婦層に受け入れられるかどうかが大きなポイント

やはりスーパーの顧客として最も多いのは主婦層です。

主婦層をつかむことが安定した経営ができるかどうかの大きなポイントといえます

主婦層が好む商品の陳列、サービス商品の設置といった主婦層を掴むイベントや質のいい食品を提供することで定期的に買い物してくれる主婦層が掴めるでしょう。

逆に、主婦層に避けられてしまうようなスーパーだと安定した経営は難しくなるかもしれません。

(2)定期的な広告で顧客を掴む必要がある

広告の定期的な掲載も非常に大きなポイントです。

セールス商品などを決め、広告掲載することで、多くの人に来店してもらいリピーターを増やす必要があるといえます。

フランチャイズでスーパーを開業するメリット

ここまではスーパー開業について収益やコスト、開業手順などといったことを解説しました。

最後の悩みどころはフランチャイズに加盟するかどうかといった点になるでしょう。

では、フランチャイズに加盟するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

(1)研修サポートなどが充実

最も大きなメリットは経験が浅い、若しくは未経験でも開業が可能となる点です。

というのもフランチャイズ本部には成功した経営ノウハウをパッケージ化したという最大の強みを持っています。

その経営ノウハウをふまえた研修や、サポート制度が充実しているのでフランチャイズに加盟することで、経験が浅くても、未経験でも開業が可能なのです。

(2)仕入れが統一しているので品切れなどの心配はない

スーパーは商品数の多さも魅力のひとつとなり顧客を掴む要因ともなります。

しかし、自主独立でスーパー経営を行うと、仕入れに苦労する場面が出てくる可能性が高くなってしまうのです

フランチャイズだと、スーパーが発注した商品を本部がとりまとめて発注、仕入れを行います。

そのため、ほとんど仕入れが切れることが無く安定した商品提供が可能です。

これもフランチャイズの大きなメリットといえます。

フランチャイズでスーパーを開業する問題点・失敗を避けるコツ

フランチャイズに加盟するメリットについて解説しましたが、メリットばかりではありません。

デメリットもありますのでしっかりと理解し、デメリットに対する対策を考えておく必要があります。

ではデメリットについて解説しましょう。

(1)他の悪評が影響することも

フランチャイズは、有名なブランドの看板が利用できるためオープンの時点から一定の知名度を有しています。

これだけだと大きなメリットなのですが、逆にフランチャイズに悪い話が出てしまうと、悪い話が自分のスーパーにも影響してしまうのです。

このようなデメリットは避けようがありませんが、日ごろ真面目に営業していると定着したお客様はなかなか離れません。

また一時的に客足は遠のいたとしても、地道な企業努力でいずれ客足は戻ってくるでしょう。

風評に惑わされない、地に足の着いた経営がポイントです。

(2)独自の戦略が打ちにくい

フランチャイズは、ブランドの統一感を持たせるため、基本的に統一したノウハウを持て経営しなければいけません。

オーナーがこれを売りたいと思ってもなかなか自由に販売ができないといった点がデメリットです。

この場合は、フランチャイズに加盟する前に一定の自由度があるフランチャイズ本部を選ぶといった対策が取れるでしょう。

まとめ

スーパー経営は、基本的に安定しており、無人スーパーなどコストを抑えるようなスタイルも出ていますので、今後も安定したビジネスに期待です。

利益率も決して低くはありませんが、開業にあたり非常に大きな資金が必要な場合があります。

融資の利用などといった対策が必要かもしれません。

しかし、主婦層など一定の顧客層をつかむことでリピーターも増え安定した収益にも期待が持てます。

フランチャイズのメリットを生かしデメリットの対策も忘れずに行ってスーパー経営に取り組んでみてはいかがでしょうか?


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