ついに来た、
副業解禁時代!

副業元年と言われる2018年、企業は続々と従業員に副業を認め始めました。
大手企業ではロート製薬、日産自動車、富士通などの企業が何かしらの形で副業を解禁しています。リクルートキャリアが2,000社を対象に実施した調査によると、兼業・副業を容認・推進している企業は全体の22.9%とのこと。

兼業・副業を容認・推進している企業の割合

一方、2018年2月にエン・ジャパンが1938名の個人を対象に行ったアンケートによると、副業の経験がある人は52%と半数を超える結果に。理由の第一位は「副収入が必要」という回答。また過去に副業をしたことがある人に対して質問「成功させるポイント」の第一は「勤務日や時間の調整がしやすい仕事を選ぶ」という答えでした。

このサイトでは、そもそも副業とは?という基本的な話から、フランチャイズや代理店本部に加盟することで未経験でも始められオススメの副業、そして副業を始める際の注意点をまとめました。収入増や経験値アップが見込める副業。これから副業を始める人には必見です。

イメージそもそも副業って何なの?

実は、法律では副業に明確な定義はありません。
広義の意味では「本業を持っている人が収入を得る手段の種類を問わず何らかの収入を得るために働くこと」です。総務省では「主な仕事以外に就いている仕事」を副業としています(「就業構造基本調査」より)。

副業、兼業、複業の違いについてですが、「副業」は先ほども述べた通り、主な仕事以外で収入を得ることですので、本業に従属的なものであるのに対して、「複業」は複数の仕事に携わりまたどれも重要度が高い場合に使われることが多いようです。「兼業」は本業以外の事業を行うこととされており、会社に勤めながら農業経営を行ったり、ガソリンスタンドの敷地内でコンビニエンスストアの事業を行うような場合を指します。

では「複業」と「兼業」の違いはというと、「複業」は事業以外に趣味の範囲で行っていたものを本格的に行う場合を含めるのに対して、「兼業」は主に事業を行う場合に使われます。
とは言え、繰り返しになりますが法律で明確な定義はありませんので、3つとも同じ意味で使用されることも多々あります。

副業は、FX、不動産投資、アフィリエイト、ネット販売などが一般的ですが、さらに現在は進化し、未経験でも手軽に始められ手厚いサポートが受けられるフランチャイズ・代理店加盟という手段を活用した副業も増えています。それにより、初心者でも安心して稼ぐことができます。

総務省が行った意識調査によると、副業・兼業を希望する人は年々増加傾向にあり、その理由は、自分がやりたい仕事であること、スキルアップ、資格の活用、収入の確保などさまざまです。(「就業構造基本調査」より)

資料副業希望者の推移

副業希望者の推移グラフ
(出典)総務省 就業構造基本調査

イメージ労働者と企業、それぞれのメリット

厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」によると労働者と企業でそれぞれに次のようなメリットを提示しています。

労働者の4つのメリット

  1. メリット1

    離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。

  2. メリット2

    本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。

  3. メリット3

    所得が増加する。

  4. メリット4

    本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

企業の4つのメリット

  1. メリット1

    労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。

  2. メリット2

    労働者の自律性・自主性を促すことができる。

  3. メリット3

    優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。

  4. メリット4

    労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。

イメージ副業を始めるために注意すべき3項目

  1. 副業にあたる仕事とは?

    副業の定義は法律上はありません。総務省の定義では「主な仕事以外に就いている仕事」が副業です。つまり、本業以外の仕事でお金を稼いだらすべてが副業にあたります。アルバイトはもちろん、ライターとして記事を書く、資格を活かしてコンサルティングを行う、ネットショップやフリマアプリで商品を販売する等も含まれますし、実は、金融商品への投資や、不動産投資でマンション等を購入することも副業になります。仕事をして利益を上げたら税金を納めなければなりません。税金が発生する仕事はすべて副業という意識で臨むことをおすすめします。

  2. 本業に支障を出さないこと!

    副業を行うメリットが労働者側と企業側の双方にある一方、企業が心配する点は主に3つあります。一つは労働者が副業を行い労働時間が長くなることで健康に害を及ぼし本業が疎かになるのではないか。二つ目は、企業が抱える重要な情報が漏洩するリスクがあるのではないか。そして三つ目は、副業の内容が本業と競業し、企業の利益が損なわれるのではない、ということです。副業を始めたときには、それほど大きな収入でなければ会社に報告しなくても良いだろう、と思うかもしれません。しかし、副業が軌道に乗り売上が大きくなってきた時には、勤め先の企業に言い出しにくくなってしまいます。あらかじめ会社の了解を得て進めることで、本業・副業の両方が軌道に乗った時に円滑に事業を進めることができます。

  3. 家族への報告!

    趣味の延長のような感覚で副業を始め、会社や税務署にはしっかりと申請したとしても、家族が知らなければ後々困ることになるのはあなたです。もしも副業が軌道に乗ってきて、本業として独立開業をするような時が来た場合、家族の支えは不可欠です。家族がそのことを独立直前に突然知るよりも、前々から知っている方が、家族の協力体制が得られます。家族の支援が事業を円滑に進めるエネルギーとなることは間違いありません。日頃から家族と副業に関する小さなことも話題にするような環境が望ましいです。大事な人に応援してもらえるような副業を行いましょう。

本気で副業を考えるなら
今がチャンス!!

いかがでしたでしょうか?
今後、企業は採用力のアップや社員教育のため等、さまざまな理由で副業を解禁していくでしょう。ご自身や会社、家族など、多角的に副業の進め方にについて考えることで、ご自身にも利益をもたらします。また副業を行う人がみんなそのような意識で取り組むことで、副業をやり易い良い風土が日本にも根付くはずです。
本業以外で収入を得つつ、独立開業の準備が進められるのも副業の大きな魅力です。フランチャイズや代理店加盟によって未経験でも始められる今だからこそ、まずはオススメの副業情報を収集をしてみてください。