フランチャイズなら会社員でも開業できる!副業が可能な業種は?
近年、副業を解禁した企業も多くなり、本業だけではないダブルワークを積極的に行っている人たちも増加しています。
そこでよく利用されているのがフランチャイズです。
フランチャイズに加盟して副業として起業しているケースも多くなっています。
この記事では、会社員がフランチャイズに加盟して副業を行うメリットやデメリットをご紹介します。
また、副業としてフランチャイズに加盟するおすすめの業種について解説します。
目次
会社員がフランチャイズによって副業を行うメリット
まず、最初に知っておきたいのは会社員が副業をフランチャイズ加盟して行うメリットです。
ここからは、会社員がフランチャイズで副業するメリットについて解説します。
(1)本業以外の収入ができる
フランチャイズ加盟しての副業には限りませんが、本業以外の収入を得ることができる点が真っ先に挙げられるメリットでしょう。
多くの人が副業を行う最大の目的といえます。
働き方改革などにより、サービス残業なども少しずつ改善されている昨今、時間に余裕ができたサラリーマンなどが新たな収入源として副業を行い、収入を得ているのです。
収入が本業一本だと本業に頼り切ってしまうことになり、本業が嫌になってもやめられないというのが今までの風潮です。
しかし、副業での収入を得ることにより収入の柱が本業一本ではなくなり、本業に頼りっきりになるといった状況を改善することができる点もメリットといえます。
(2)独立開業することも可能
副業で上手く収益を挙げられている場合、独立開業することも可能です。
特にフランチャイズの場合は、サポート体制が充実していますので、副業を本業にしやすくなっています。
副業で独立するために新たな店舗が必要な場合なども、店舗の紹介や店舗設計のフォロー、集客のサポートなどにより加盟店をサポートする点が特徴です。
副業での独立開業の準備が本業の退職手続きと重なってしまうと、多忙が重なり、何から始めて良いのかわからないといったことにもなりかねません。
フランチャイズ本部のサポートによって独立開業ができる点もメリットといえるでしょう。
(3)本業以外のスキルが得られる
本業以外のスキルが得られる点も大きなメリットです。
フランチャイズに加盟して副業を行う場合、未経験の分野でも取り組みやすくなっています。
フランチャイズ本部が加盟店に対し開業前に研修を行い、未経験でも起業しやすいサポートを行うためです。
特にサラリーマンの場合、本業しかやったことがなく他の分野に関してスキルがないといったケースもよくあるでしょう。
自主独立しての副業となると、独学でスキルを学ばなければいけませんので効率も悪く、本業と時間の兼ね合いもあり、簡単に取得できません。
フランチャイズだと研修サポートなどが充実していますので、効率的にスキル取得が可能です。
(4)場合によっては本業への相乗効果が期待できる
副業によるスキル取得は、副業にとってメリットばかりがあるわけではなく、本業にとってプラスになる場合もあります。
経験やスキルは多ければ多いほど、スキルの掛け合わせによって、他の人ができないことができるようになりますので貴重な人材となりえるでしょう。
全く関係がない分野での副業を起業したとしてもそこで知りえた人脈が本業に活かせるといったことも想定されます。
本業への相乗効果といった点も大きなメリットといえるでしょう。
会社員がフランチャイズによって副業を行う場合のデメリット
会社員がフランチャイズによって副業を行うのはメリットばかりではありません。
デメリットも考えられますので、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で副業として起業するかどうかの判断が必要となるでしょう。
ここからは、会社員がフランチャイズにより副業を行うデメリットについて解説します。
(1)時間が制限されてしまう
自由な時間が大幅に制限されてしまう可能性があります。
本業を行った後に、副業を始めるわけなのでどうしても副業に時間を取られてしまうのは避けられません。
ゆっくりできる時間が非常に少なくなってしまう点に関してはデメリットとなるでしょう。
フランチャイズに加盟しての副業だと、本部がさまざまなサポートを行いますので自主独立よりも大幅な時間の削減にはなります。
デメリットをなるべく解消できるようにフランチャイズ加盟しての起業などが効果的です。
(2)本業に悪影響を及ぼす場合もある
仕事を行っている中で、毎日同じように時間を使っているわけではありません。
本業に多くの時間を取らなければいけない日や、副業に多くの時間が必要になる日などがあります。
副業にとられる時間が多くなってしまい本業に悪影響となってしまうケースが考えられます。
また、本業と副業が利益相反状態となってしまうかもしれません。
副業を行う業種をしっかりと吟味しなければ、本業にとって悪影響を及ぼしかねませんのでデメリットとして挙げられるでしょう。
(3)場合によっては本業において懲戒対象になる
副業を行う場合、真っ先にチェックしておく必要があるのが、本業が副業を行うことを認めているかどうかという点です。
先ほど、副業を認めている企業が増えていると前述しましたが、まだまだどの企業も認めているわけではありません。
副業を厳しく制限している会社も多く、当然ながら公務員は副業禁止です。
副業が厳しく制限されているのは、本業で得た情報や顧客を副業に利用する怖れがあるためです。
副業禁止の本業で副業を行ってしまうと懲戒の対象となってしまいますので、副業での起業前に十分確認しておきましょう。
(4)すぐに収入が得られない場合がある
副業での起業は必ずしも収入が得られるわけではありません。
アルバイトで副業を開始する場合は、収入が得られないケースはほとんどないでしょう。
しかし、副業により起業などを検討している場合は、開業当初はお客様がいないので、すぐに収入に結びつかないかもしれません。
逆に持ち出しが多くなってしまい、赤字経営がしばらく続く可能性がある点も大きなデメリットといえるでしょう。
会社員がフランチャイズで副業を始める前に行う準備
フランチャイズに加盟することで副業を起業することは可能で多くのメリットがあり、デメリットを少なくする効果がある点を前述しました。
つまり、フランチャイズに加盟して副業の起業は、非常に効果的ということがいえます。
ここからは、フランチャイズで副業を始める際の準備について解説しましょう。
(1)無理がない範囲でのスケジュールを組む
無理がない範囲でスケジュールを組まなければいけません。
早く副業を始めたいからといって無理なスケジューリングをしてしまうと、自身に余裕がなくなってしまい、焦って上手くいかないケースが出てくるでしょう。
また、準備が雑になってしまい、準備があまりできていなかったため、起業後に困ってしまうといったことも考えられます。
起業に向けて丁寧な準備を行うためにも、無理がないスケジューリングを組む必要があります。
副業により自由な時間が減ってしまいますので、時間を詰め込まないようにすることも重要なポイントです。
(2)税金に注意する
副業を起業することによる最大の目的は収入を増やすことであることは前述したとおりです。
収入が増えることにより注意しなければいけないことがあります。それは税金です。
副業による起業において、年間20万円以上の収入があった場合は、確定申告を行わなければいけません。
収入を得ているのに税金を納めていなければ、重加算税や、未申告に関する税金が課されてしまいます。
確定申告を行わないことによる課税は、税率が非常に高く、場合によっては逮捕されることもあります。
税金の準備をしっかりと認識しておきましょう。
(3)開業にかかる費用を計算しておく
アルバイトと異なり、副業による起業ともなると開業前に資金を投下しなければいけません。
店舗取得費や設備の設置費用などが挙げられます。
開業にかかる費用を前もって計算しておかなければいけません。
副業を行うための資金が足りずに起業を断念したといったケースも考えられるため。起業における資金計画は副業とはいえ、しっかりと計算しておきましょう。
(4)本業への事前連絡か副業が認められているかを確認する
副業を行う前に最低限の準備として必ず行っておく必要があるのが、本業に関する確認です。
本業が副業を認めているかどうかを確認しておかなければいけません。
副業禁止の場合、当然ながら副業を行うことはできません。
また、副業を認めている企業であっても業種による制限を行っている場合もありますので、事前確認が必要です。
本業によっては副業を始める前に、事前の承認が必要な場合があります。
事前確認や事前報告を行ったまま副業を行ってしまうと懲戒の対象となってしまうかもしれませんので注意しておきましょう。
会社員がフランチャイズで開業するおすすめの業種
フランチャイズし加盟しての起業にはさまざまな業種があり、会社員がフランチャイズで開業するには向き不向きの業種があります。
ここからは、会社員がフランチャイズで開業するおすすめの業種について解説しましょう。
(1)自動販売機業やコインランドリー業
自動販売機業やコインランドリー業などが挙げられます。
活用できそうな土地に機器を設置することで収益を上げる業種です。
一旦設置してしまい管理も委託できると、フランチャイズ本部の委託先がサポートしますのでほとんど自分で動くことがありません。
副業のデメリットである時間が取られるケースがほとんどなくなります。
(2)ネット販売業
ネット販売業も副業に関しておすすめの業種です。
商品を販売するだけではなく自分のスキルをネットで販売するなど、販売するのはモノだけではありません。
ネット販売は自宅での起業が可能ですので、わざわざ店舗を構える必要はなく、初期投資がかからないといったメリットがあります。
自分の時間に合わせた対応ができる点も、ネット販売業の利点です。
(3)セルフエステ業
コロナ禍の影響からか、エステの中でも需要が高まっているのがセルフエステ業です。
機器を設置するだけで、お客様が自ら機器を使って施術する仕組みとなっています。
エステティシャンを雇う必要もなく、機器の設置もレンタルなどを利用すると初期投資を安く抑えることが可能です。
会社員の副業に合っているといえるでしょう。
(4)駐車場経営
前述した自動販売機業やコインランドリー業に近いですが、駐車場経営も会社員の副業におすすめです。
活用できる土地を持っていると、賃貸契約を交わし管理は管理会社に任せておくと駐車場収入を得ることができます。
時間も手間もあまりかからない業種です。
(5)LINE集客
お店や企業などにLINEの公式アカウントを導入させ、運用していくのがLINE集客です。
LINEは一般的に浸透しているSNSで、多くの人が利用しています。
会社の宣伝や広告に公式LINEを使ったサービスを提供します。
自動化が図れていますので、運用も比較的やりやすく会社員が副業で行いやすい仕事といえるでしょう。
まとめ
会社員による副業は、以前に比べると解禁を認めている企業も多く、フランチャイズ加盟などで起業しているケースも大きく増えています。
副業を行う場合は、本業への確認や、税金の注意などいくつかの準備が必要です。
フランチャイズに加盟して副業の起業は、さまざまなメリットがあり、デメリットの軽減に役立ちます。
この記事では、副業におすすめの業種なども紹介していますので是非参考にしては如何でしょうか。
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