夫婦でフランチャイズ起業・業種選びのポイントと注意点

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今、夫婦による起業が増加傾向の風潮があります。夫婦起業に向く業種が、増えてきている要因もあります。

夫婦での起業でうまく集客できれば、収入確保だけでなく時間を共有できやすくなります。

一方で起業は、需要の高い業種見極めが容易でない方法です。

ですがフランチャイズ加盟独立によって、起業を成功できやすい方法もあります。

フランチャイズは本部の強大な力によって、需要の高い業種が多くの人の目に触れるよう、大きく宣伝している傾向があります。

今回はフランチャイズと夫婦起業について、夫婦でフランチャイズ起業するメリットと、夫婦のフランチャイズ起業に向く業種などに触れながら解説します

夫婦でフランチャイズ起業するメリット

(1)初期費用を調達できやすい

フランチャイズビジネスでは初期自己必要費用として、100~150万円程度に収まる時もあります。

夫婦各々が数年間雇われなどで働いてきたケースでは、各々幾分かまとまった金額の貯金を確保できている傾向もあります。

よって初期費用を準備できやすく、加盟と開業がスムーズに進む傾向もあります。

(2)開業当初の経費節約

夫婦2人いれば開業当初に、必ずしもスタッフを抱える必要のない時もあります

開業後間もない間は、なかなか思ったほど売上を確保できないことも少なくありません。

このような状況で人件費の経費を節約できると、経営維持できやすいです。

(3)副業から始めやすい

夫婦のどちらかがアルバイト勤務のケースでは、空き時間が比較的確保できやすい傾向もあります。

そして正社員のケースにても、昼間の仕事から帰宅後にも時間をもてる人もいます。

この空き時間を使って、副業から取り組めるところもあります

よっていきなり退職して、保障された収入がなくなることに抵抗がある人も、取り組みやすいです。

(4)スケジュール調整をできやすい

経理業務や請求書作成業務などは、夜間自宅へ帰宅後にもできます。

つまり顧客対応などをこなしてさえいれば、昼間にプライベートの用事を組むことも可能です。

よってスケジュール調整しやすく、処理を進めやすいです。

(5)複数の本部サポート

フランチャイズビジネスには、次のような本部サポートもあります。

  • 法人の設立方法や、開業方法アドバイス
  • 大きなSEO施策を施した、ホームページ宣伝
  • 経理処理アドバイス
  • 本部による集客サポート
  • 人材確保段取
  • 安定した商材の入荷
  • おしゃれなチラシ作り など

夫婦でフランチャイズ起業するデメリット

(1)研修期間の生活費確保

フランチャイズ本部によっては、1~3ヶ月程度の研修があるところもあります。

業務に対して自信があっても、研修参加が必須のケースもあります。

よって、研修期間の生活費を確保しておく必要もあります

(2)本部選択で考えが合わない

フランチャイズビジネスでは同業で、複数の本部があります。

そして各々の本部が、さまざまな特徴やビジネス方針をもっています。

本部選択に時間がかかる傾向にあります

夫婦で加盟希望先本部が異なると、すり合わせと加盟先決断にさらに時間を要します。

夫婦のフランチャイズ起業に向く業種と特徴

夫婦のフランチャイズ起業には、次のような業種が向き特徴があります。

(1)小売業

小売業では次のような業種があります。

①アパレル

フランチャイズアパレル会社には、基本的に夫婦加盟にしているところがあります。

そして、高品質作業着やアウターを低価格で提供しています。

作業着やアウターは、建設系業務を中心に安定した需要があります。

基準を満たせば、本部そのものが融資の起業支援をするところもあります。

②リサイクルショップ

リサイクルショップの扱い品には、新品に対し負けず劣らずのきれいな商品もあります。

入荷した商品をアルコールなどで洗浄し、新品同等物に戻す高い技術があります。

倒産した会社が扱っていた品物を、未使用品として扱っていることも要因の1つです。

需要としては、起業した人が初期費用軽減のために、リサイクルショップ商品を購入するケースもあります。

③ネットショップ

物販においては、ネットショップ販売がますます普及してきています。

海外などから安価で仕入れられて、一般小売業より安値で売っても、収益を確保できやすい傾向もあります。

ネットショップでは、きれいでかっこよくみえる写真が必要です。

この写真準備に、女性ならではの感性や気遣いが活きます。

(2)農業

日本経済再発展のカギは地方経済の盛り上がりともいわれ、地方経済盛り上がりの1つの方法が農業ともいわれます。

農業では、まず農業用途のための農地確保が容易ではありません。

ですがフランチャイズでは、本部のサポートにより農地を確保できやすいところもあります。

そして事業進行のノウハウが確立されていたり、販売先も確保されていたりするところもあります。

(3)サービス

サービス業では、次のような業種があります。

①介護

慢性的な高齢化により、介護サービスの供給は追いついていません。

介護系には、居宅介護から訪問介護まで多種多様です。

そして複雑な許可申請にも、フランチャイズ本部のサポートがあります。

今後も介護業には、安定した需要が見込めます

②ハウスクリーニング業

ハウスクリーニング業は、一般的な家庭以外にも事業所にも需要があります。

百貨店などに入居するショップが、徹底した清潔を保持できるよう、コーティングなどの措置を施すこともあります。

そして清掃技量と営業先を広げれば、特殊清掃業務を取れることもあります。

このようにハウスクリーニング業も、幅広く用命されます。

③リフォーム内装業

今さまざまな業種で、起業数が増加傾向にあります。

そして起業時に新規オフィスや店舗準備に、リフォームを用いる時も多いです。

入居者募集中の空き物件をもつ、ビルも増加傾向にあります。

リフォームでオフィスや店舗を調達すると、初期費用軽減にもつながります。

④リペア

リペア業も、需要が高く夫婦起業にも向きます。

リペア品としてはスマホや車、家具などさまざまです。

例えばスマホでは、バッテリー交換や画面破損修理などの需要も高いです。

リペア業では大きな腕力というよりは、女性ならではの繊細さやしなやかさを求められる時も多いです。

(4)飲食

飲食業では次のような業種があります。

①飲食

厳しい業界の1つといわれている飲食ながら、方法次第では収益を確保できているところもあります。

店内飲食では、セルフサービスを導入することも経費削減につながります。

そしてテイクアウトのみで、メニューをからあげやタピオカドリンクなど、特定の分野に焦点を当てることも効果的です。

②移動販売

移動販売は需要のあるところへ、販売側が行く形式です。

固定家賃がかからないことも、大きな特徴の1つです。

そして、人が集まりやすいイベントなどに出店する傾向もあります。

よって出店した際には、まとまった売上にもなりやすいです。

(5)クラウドソーシング

今さまざまな自社業務を、クラウドソーシングの形で外部委託する企業も増加傾向です。

一方で求める技量や労働時間を満たす、ワーカーの確保は容易ではありません。

ですが企業側とワーカー側を結びつける会社と、仕事検索などをできるwebサイトもあります。

業務内容にはホームページ作成や記事作成に加え、経理業務などさまざまです。

フランチャイズビジネスと類似した、ワークスタイルともいえます。

上記は夫婦のフランチャイズ起業に向く、業種の一部です。

【業種選びのポイント】

  • 自分たちの知識や、経験を活かすことができそうな業種
  • 需要があり、最低限必な技量を短期間で身につけられる業種
  • 初期費用に対する、見通しをつけられる業種
  • 国から、何らかの優遇措置のある業種
  • 自分たちの劣っている部分の、サポートが強い本部を選択する など

目標とすべき年収

夫婦フランチャイズ起業の年収については、次のような見解もあります。

(1)年400万円

仮に子供1人を抱える3人家族だとすると、年収400万円あればそれなりに暮らしていける数値もあります。

よってまず年収400万円は、確保できるようになりたいものです。

(2)年500万円

フランチャイズビジネスでは、本部による加盟者にとっての複数のメリットがあります。

例えばブランド性により、集客できやすいなどです。

せっかくこのようなメリットがあるので、月々の貯蓄なども確保する意味合いも含め、年収500万を目指すことも妥当です。

(3)年600万円

会社などの法人を複数固定客にできて、定期的にまとまった発注があるとします。

こうなると、年収600万円も視野に入ります。

(4)年1,000万円

顧客と事業対象領域を拡大でき複数店舗経営になると、多くの人が目指すもなかなか実現できない、年収1,000万円も可能性が出てきます。

日本で年収1,000万円以上人口は、4.5%ほどの数値もあります。

(5)年250~300万円

事業運営中に65歳になるケースでは、65歳からは年収250~300万円になるよう、事業計画を考えることも理にかなっています。

夫婦でビジネスを運営する上での注意点

(1)産休時のスタッフ確保

女性が出産などで入院し、仕事を休む必要の時もあります。

この時の、スタッフ確保は容易ではありません。

まず1~2ヶ月間の限定労働に、応募する人が多くない可能性もあります。

仮に応募があっても、慣れない業務にいきなり自分で考えて仕事を進められない懸念もあります。

そして人材派遣会社を活用すると、費用が高くつく傾向もあります。

産休時の人材確保については、本部にも相談することがおすすめといえます

(2)共倒れリスク

中長期にわたり想定した売上が確保できないと、一家そのものの必要収入を確保できないリスクもあります。

この事態を避けるためには、業種と本部の見極めも大切です。

「自分達はこの業務をこなす自信はあるけれど、長期的に本当に需要が見込めるのか」の分析も重要です。

未経験の業務も研修で技量を身に付ければ、より長期的な需要を見込める業種が、他に見つかる可能性もあります。

そして、本部選択もポイントです。

特に自営業初挑戦のケースでは、早く契約締結と念願の開業としたくて、本部の考えとペースのまま進む傾向もあります

一方でいざ加盟すると「もっと初期費を抑えられたね、他の本部の方がよかったね」となることは避けたいです。

よってなるべく初期費用を低減できるよう、複数の本部について第3者の意見なども鑑みながら、慎重に分析する必要もあります。

(3)保険段取と健康診断

自営業になると健康保険が国民健康保険になり、年金も国民年金となります。

雇われ勤務時には会社が半分負担してくれていた部分について、全額自己負担となります。

そして、健康診断も自己負担となります。

また国民年金の支払いについては、減免申請段取も要考慮事項といえます。

さらにスタッフを雇うとなると、スタッフを対象とした会社の社会保険体制と、雇用保険や労災保険についても考える必要もあります。

(4)退職金の受け取り方

定年などを機に起業するケースでは、退職金の受け取り方も考えることがおすすめです。

つまり一般的な退職一時金として受け取るケースと、分割で年金として受け取るケースでは、税金が変わってきます。

(5)失業保険段取

脱サラして起業するケースでは、失業保険段取も大切です。

「まだ大して売上は上がっていないし大丈夫だろ」と勝手に思い込み、受給し続けると詐欺と解釈される可能性を否定できません。

開業したケースも再就職手当の対象になるので、しっかりとハローワークでの手続きは必要です。

まとめ

ここまで、フランチャイズと夫婦起業について考察してきました。

押さえておきたい点は、夫婦でフランチャイズ起業するメリットと、夫婦でビジネスを運営する上での注意点です。そして、夫婦のフランチャイズ起業に向く業種と特徴もポイントといえます。

夫婦起業をうまく運営できれば、人生を劇的にプラスに変えられる可能性もあります。

適切な業種選択を行い、保険などの特殊点も慎重に着実に行い、夫婦フランチャイズ起業の成功率を高めてください。


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