女性がフランチャイズビジネスを叶える方法とおすすめの業種を紹介

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フランチャイズ  女性

近年日本では、女性の社会進出がますます顕著になってきています。

年収数百万円単位・1千万近くを稼いで、人生を作っていける方も少なくありません。

この女性の社会進出に、フランチャイズビジネスが果たしている役割が大きくなってきています

ここで、女性がフランチャイズ独立をかなえるには何の業種がおすすめなの?と考えた方もいらっしゃるでしょう。

そして女性のどのような特性・センス・発想力が、フランチャイズビジネスに向く要素になるの?と考える方もいます。

そこで今回はフランチャイズと女性ということにつきまして、女性が向く業種などに触れながら解説します。

投稿者・コラム執筆者

女性とフランチャイズ

(1)女性の体について

女性の体に関するフランチャイズビジネスがありますが、当然このビジネスには女性の体についての知識・感覚が求められます。

(2)美意識

女性というのは男性以上に、美意識が高い特性を持っています。

この美意識もビジネスには活かされます。

(3)気配り・気遣い

女性は人と接する際に随所で、気配り・気遣いに長けている傾向もあります。

この気配り・気遣いは、フランチャイズビジネスに限らず様々な業種で求められます。

ヘアカラー・トリートメント業界

(1)ヘアカラーへの意識

ヘアカラーなんて美容院でカットする時に一緒にするものじゃないの?と、思う方がいるでしょう。

しかしながら特に女性にとって、カットとカラーは別物という価値観があります。

カットはしないけど、ちょっと色を変えたいなと思う時が女性にはあるものです。

このような時にヘアカラー専門店へ行くわけですが、品質が高い・時間が早い・価格が安い傾向があります。

中でも時間に関して、ヘアカラー専門店は最速50分程度という所があります(一般的に美容室では90分程度)。

(2)開業費用

標準的に鑑みて、400万円程度~700万円程度考えておく必要があります。

フランチャイズ元提携銀行のご協力で、開業そのものはこの予算より安価におさまる場合があります。

(3)特性

  • 女性の髪に関わることなので、女性が理解しやすいです
  • 近年成長産業のフランチャイズ業種です
  • 美容業雇われで不満を持っている方には、業務そのものとしては飛び込みやすい傾向があります
  • ヘアカラー・トリートメント剤の品質改良が進んでいます

(4)難点

  • 原価率が高いので、より高い回転数を求められます
  • 市場規模そのものは美容市場よりは小さいです
  • 薄利多売の必要性により、スタッフを急いで確保・育成する必要があります
  • 初期費用を抑えられる場所探しがカギとも考えられます

保険業界

(1)保険は不可欠

生命保険・自動車保険・様々な病気の対策保険・地震保険など、保険はいろいろとあり人生と生活に不可欠なものです。

日本で家の支出予算については、奥様が決定権を握っている家庭が多くあります。この事情において、女性の方が向いている傾向があります。

保険の営業においては、保険の内容・支払いなどといった保険そのものの説明はもちろん必要です。

そしてこれらの話に加え、様々な雑談も求められます。営業に行った際に、訪問先の奥様にまず説明をするときが多い傾向があります。

この最初の訪問で好印象を抱いて頂けるというのは、契約にとても大きなカギを握ります。

要するにこの最初の訪問時に、女性特に母親の目線に合った会話力が不可欠ということです。

(2)開業費用

安く見積もって100万円程度かかり、最初からスタッフを雇う場合は開業当初の運転資金も考えていた方がよいです。

(3)特性

  • 保険の需要は今後も維持されます
  • 契約さえ取れれば良いわけで、時間の融通が利きやすい所があります
  • お店のための保険など、新しい保険も生まれてきています
  • 営業経験を活かせます

(4)難点

  • 加盟のために、保険代理店業実績が必須という所もあります
  • 保険営業マンを必ず置くのを求められる所があるので、最初から出費がかさみます
  • 法人でないとダメという所は、初年度から法人であることの経費がかかります
  • 生命保険という概念から、介護事業に受け入れられる保険考案をしていく柔軟性も今後求められてくる兆しがあります

ネイル業界

(1)おしゃれ業界には恒久的に需要があります

ヘアカラーなどと同様に、女性のおしゃれ意識は高いです。

業務によっては見栄えの良さをつけるために、仕事のためにネイルをするという方もいるほどです。

市場としても10年連続の右肩上がり状態と、まだまだ新規参入が見込まれる産業です。

やはりネイルセンスが重要ですので、センスがあれば業界未経験者の方にも十分参入が可能な業界といえます。

(2)開業費用

100万円程度からの金額を要し、研修やサポートなどが本格的に充実しているところでは600万円~800万円が要される所もあります。

(3)特性

  • 自宅開業にすれば初期費用・家賃を抑えられます
  • ネイリスト技能検定試験などといった試験も設けられてきています
  • ネイルサロンである程度働いてスキル・業務要領を得てから開業というのもおすすめです(フランチャイズ元で働いてから開業の場合、初期費用が抑えられサポートもなされる所があります)
  • オリジナルのメニューを作り、自分のセンス・こだわりを反映させられます

(4)難点

  • 使用薬剤に引火性があるものなどもありますので、注意と万一への備えも必要です
  • 使用薬剤に人体へ有害なものもあり、使用薬剤と人体への影響などを勉強する必要もあります
  • スタッフ確保が簡単でなく、育成にも時間がかかる傾向があります
  • やはり集客が難しいので、低価格開業の場合広告方法をいろいろと熟慮する必要があります

幼児教育業界

(1)教育業には慢性的に需要があります

少子化で確かに以前よりはビジネス性が厳しくなってきていますが、質の高い提供内容があればまだまだ需要はあります。

費用を準備できる家庭は子供が小さいうちからできれば、表現力・思考力・自主性・創造力・協調性などを培わせたいと考える傾向があります。

そして小学校受験を考える所は、多少高い費用を払ってでも塾に通わせ私立小学校に合格させようとします。

(2)開業費用

40万円程度からで開業可能な所があり、100万円・数百万円必要な所もあります。

(3)特性

  • 幼児までは母親と過ごすことが多い傾向があり、女性講師の方に受けが良いケースが比較的多くみられます。
  • 英会話には従来の定評があり、近年話題のプログラミング教育にも需要がみられてきています
  • フランチャイズ本部作成の、質の高い教材が用意されているところがあります
  • 初期費用が比較的他業種より抑えられる傾向があり、参入への決断はしやすいです

(4)難点

  • 少子化により、なかなか自力のみでの集客は難しい傾向があります
  • 様々な学習アプリが開発されていて、IT企業が競合となる場合があります
  • 幼児教育もセットで行っている大手学習塾(小中高浪人生対象)も競合となり得ます
  • 経験を積んで、子供・保護者が欲している内容を短時間で考案できるようになる必要があります

女性専用パーソナルジム

(1)短期間でダイエット・目指す体型へ

どうしても短期間である一定の体重へ落とす必要がある・目指す体型になりたいという女性の方がいらっしゃいます。

この希望に応える・実現する所が女性専用パーソナルジムです。

完全個室によるマンツーマントレーニングによって、内容がとても詰まったトレーニングが提供される所もあります。

トレーナーはダイエット・体型作り指導があるのはもちろん、トレーナーとしての資格(中には看護師など医療系の資格・栄養士なども)をもっている方もいます。

そしてダイエットや体型作りだけでなく、腰痛改善などの健康体作り指導がなされる所もあります。

(2)開業費用

120万円程度からが見込まれ、500万円・1,000万円程度のところもあります(中には実質0円の所もあります)。

(3)特性

  • 健康志向で、提供サービス内容次第ではそれなりにお年を召した方も対象となってきます
  • プロテインなどの販売で、トレーナー業務以外からの収入の可能性があります
  • 提供内容のバリエーションを増やせば、お客様対象拡大が目指せます
  • 提供サービスの難易度が高いので資金はあってもなかなか参入し難く、競合が現れ難いです

(4)難点

  • 短期間でほんとに結果を出す必要があります(人間の体が相手なのでなかなか意図した通りにならない場合があります)
  • 衛生管理などをしっかりする必要があります
  • 売り上げのためにバンバントレーニングを詰めすぎると、自分自身が体を壊す原因になり得ます
  • お客様の期待に応えすぎるあまり、自分の軸とするトレーニングを見失う可能性があります(軸とするトレーニングを好むお客様の退会につながります)

女性ならではの弊害

ビジネス精神の押しつけは禁物:仕事ができる女性の中にはほんとにビジネスセンスに長けて、より多くの売り上げ・利益を追い求める方がいます。

しかしながらこの精神・気持ちを、スタッフ全員に求めるのはちょっと注意が必要かもしれません。

女性スタッフの中には、パートで子育てや家事がある方もいらっしゃるでしょう。

ちょっとの残業位大丈夫でしょ、といった安易な思い込みでご家庭にどのような迷惑をかけているかわかりません。

このような気持ちで業務・業務の価値観を押し付けている間に気持ちは離れていき、「来月いっぱいで辞めさせてください」「すみません他社さんへ行きます」といった事態になりかねません。

あまりに業務そのものに長けすぎていて、周りがみえなくなるのは避けたいです。

まとめ

以上フランチャイズと女性について述べてきました。

女性のビジネス特性として、気配り気遣い・女性の体・美への追及に関わることが大きいです。

そして近年意識されつつある、幼児教育もあります。

今後もますます女性が果たす役割・貢献度は、大きくなると予想されます。

どんなビジネスでも難点はつきものです。様々な方の協力や知恵の抽出で、女性としてのフランチャイズビジネスを大成してください。


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