土日のみで開業できるフランチャイズビジネスの種類・週末起業のコツも解説
「独立して起業したいけど、成功するかどうか不安」、「独立できると自信が持てるまで現在の職業と兼業したい」と起業に期待と不安を持っている人も多いのではないでしょうか?
また本業が休みのときなど、スキマ時間に起業したいと検討している人もいるでしょう。
このような人たちにおすすめなのが、土日のみに起業する週末起業です。
フランチャイズに加盟して、週末起業することにより完全に独立する足掛かりにもなるし、週末だけ起業して副収入を得ることもできます。
土日のみの週末起業にはフランチャイズに加盟しての経営がおすすめです。
この記事では、土日のみの週末起業にフランチャイズがおすすめである理由や週末起業に向いている業種や向いていない業種、週末起業のコツなどについて、詳しく解説します。
目次
フランチャイズに加盟するメリットには何がある?
土日のみの週末起業には、フランチャイズに加盟しての経営がおすすめと前述しました。
ではフランチャイズに加盟して起業すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、フランチャイズに加盟して週末起業するメリットについて解説します。
(1)未経験からのスタートが可能となる
土日のみの週末起業は、全ての業種において土日のみの営業が出来る訳ではありません。
週末起業には、向いている業種と向いていない業種があります。
土日のみの週末起業で経験がある業種となると、できる業種は非常に限られてしまい、実際にそのような業種はないかもしれません。
つまり、未経験の業種でも週末起業では取り組む必要性がでてくるでしょう。
未経験の業種に取り組む場合、フランチャイズに加盟してスタートすると起業前の研修や勉強会を行いますので、安心して起業することが可能です。
研修や勉強会で知識と技術を身につけて起業することで不安を大きく解消し、自信を持って起業することができるようになります。
未経験からでも起業が可能である点がメリットのひとつです。
(2)成功したノウハウが最初から使える
土日のみの週末起業となると、取り組む時間帯がどうしても制限されてしまいます。
効率よく経営していく必要性があるでしょう。
土日のみの短い時間で経営する場合、無駄な部分を省き収益性を高めなければいけません。
フランチャイズに加盟すると、本部が成功したノウハウや、効率的な管理システムなどを使っての経営が可能です。
土日のみの週末起業でも効率的に収益を上げるノウハウを持って経営ができます。
これもフランチャイズに加盟する週末起業のメリットといえるでしょう。
(3)本部のサポートが充実している
週末起業での最大の不安は、前述しましたが、平日も含めた起業よりも時間が限られてしまうという点です。
限られた時間の中で何もかも自分一人で取り組むのはリスクも多いのですが、かといって土日のみの営業ですので、多くの社員を雇用するわけにもいきません。
フランチャイズに加盟することで成功したノウハウや効率的な管理システムが活用できると前述しました。
さらに、本部のサポートが充実している点がフランチャイズ加盟のメリットです。
定期的なサポートやHP上での集客など本部によってサポート内容は異なりますが、一人で業務全部を抱え込むことはないようにサポートが充実しています。
サポートが充実しているフランチャイズ本部を選ぶことにより土日のみの週末起業でも効率的な経営が可能です。
土日だけでも起業できるフランチャイズビジネスの種類
土日のみ経営するビジネスとなると全ての業種で起業できるわけではありません。
向いている業種と向いていない業種があり、土日のみの起業に向いている業種を選ぶ必要があります。
では、どのような業種が週末起業に向いているのでしょうか?
ここからは、土日だけでも起業できる業種を紹介します。
(1)ネットショップ
ネット上で販売し、収益を得るビジネスがネット販売です。
最大の魅力は店舗を持つ必要がないことです。
低コストで起業できる点が大きな魅力となります。
販売する商品は、特に制限はなく自分で作成したハンドメイドの商品を販売することも可能です。
在庫を抱える必要がないドロップシッピングにより、直接メーカーや小売店から商品を発送できますので、リスクは最小限に抑えることができます。
スキマ時間で自分の好きな商品を販売できるネットショップは、週末起業と相性がいい経営手法です。
(2)WEB製作関係
WEB制作も週末起業との相性がいい業種です。
例えばHP作成の手伝いや、WEBライター業など週末だけ作業し、納品することにより収益を得ることが可能です。
イラストが得意ならLINEスタンプの販売など、WEB制作は非常に範囲が広く、未経験でも取り組むことができます。
また、パソコンひとつで作業できる点も経費がかかりません。
自宅だけではなく、コワーキングスペースやカフェなどで気分転換しながら作業ができる点も魅力です。
WEB制作関係も週末起業との相性が非常に良い業種といえます。
(3)コンサルタント
相談系のコンサルタントビジネスも週末起業におすすめの業種です。
自分の経験や資格を活かしてさまざまな悩みを解決するアドバイスを行うのがコンサルタントという仕事です。
自分の経験などを活かすビジネスなので在庫を持つ必要や店舗を構える必要がありません。
WEB面談であれば、場所もどこでもいいので自宅からでも開業が可能です。
コンサルタント業を行うのに、特に必要な資格などもありません。
得意な分野がある場合は、その分野に特化したコンサルタントとして週末のみ起業することができるでしょう。
(4)オンライン教室
何か、人に教えることができるくらいの知識や経験があるのであればオンライン教室を土日に開催することもおすすめです。
フランチャイズに加盟することにより、集客やスケジュールなどは本部が行い、指定されたコマで授業を行うことにより収益を得ることができます。
自分で講義が可能な時期を指定するだけで土日のみ起業することが可能です。
この業種もパソコンがあれば特に店舗を構える必要が無く、経費がほとんどかかりません。
土日のみの週末起業に向いている業種といえるでしょう。
土日だけの起業は難しいフランチャイズビジネス
フランチャイズに加盟してさまざまなサポートを受けての起業といえども、どうしても土日のみの起業は難しい業種などもあります。
ここからは、土日のみの起業は難しいフランチャイズビジネスについて解説します。
(1)コンビニ
フランチャイズビジネスの典型的な例として挙げられるコンビニビジネスは、土日のみの起業というのは不可能な業種です。
コンビニはいつでも営業していることがセールスポイントでもあるので、フランチャイズ本部も土日のみの営業というのは基本的に認めていません。
24時間休みなしでの営業が基本となっていますので、週末起業は難しい業種といえるでしょう。
(2)宅配関係
宅配関係も週末のみでの起業は難しいビジネスです。
宅配業も、基本的には曜日に制限がなくお客様の手元に届くことが求められます。
特に法人相手に宅配業を行う場合、法人は基本的に土日休みのところも多いでしょう。
つまり、平日の宅配が求められます。
土日のみの起業とは基本的に合いません。
(3)スーパーなどの小売業
小売業も基本的に曜日の制限があるとあまり成長性は望めません。
特に飲食料品小売りのスーパーなどは、営業時間を長くとっておかなければ売り切れない可能性も考えられます。
売り切れない場合、食材ロスが出てしまうでしょう。
またスーパーなどの小売りの場合、なるべく多くの人に販売することで収益を上げる業種です。
そこまで利益率が高くありません。
営業時間帯が短くなってしまう土日のみの開業などにはスーパーなどに小売業は向いていないといえるでしょう。
フランチャイズで週末起業をうまく行うコツは?
ここまでは、フランチャイズに加盟することによる週末起業のメリットや、週末起業に向いている業種や向いていない業種について解説しました。
では、フランチャイズに加盟して週末起業を成功させるためにはどのような点に注意すればいいのでしょうか?
ここからは、週末起業を成功させるコツについて解説します。
(1)利益率を重視して起業する
土日のみの起業となると、営業する時間帯にどうしても制限が出てきます。
ただでさえ限られた時間帯の中で利益率の低い商品を販売しても土日のみの週末起業に大きなメリットを感じることはできません。
限られた時間帯の中で収益を上げるためには、利益率を重視した業種の選択や利益率を高めた経営方法を意識しましょう。
最初は人件費をかけず、一人でもできる業種の選択や経営方法がポイントです。
(2)在庫をなるべく保有しないビジネスを選ぶ
利益率を高めるビジネスにも繋がりますが、在庫を抱えないビジネスを選択することも週末起業のポイントです。
在庫を抱えるということは最初から高額の資金が必要な場合があります。
また在庫の保管場所に関する経費や、売れなければ廃棄処分になるロスの心配も行わなければいけません。
特に、営業時間が限られる土日のみの週末起業となると、販売の時間帯が限られてしまいますので不利になるケースがほとんどです。
週末起業の場合は、在庫ロスや保管の心配がないビジネスの検討が不可欠といえます。
(3)時間制のビジネスを選択する
時間制のビジネスは、自分の経験や知識をお客様に提供するビジネスであることが多く、コンサルタントビジネスや教室などが該当します。
週末起業に向いているとして挙げた業種です。
時間帯が指定できると、土日のみで行うことも当然ながら可能ですし、自分の知識や経験を提供するビジネスですので、在庫を持つ必要がありません。
コンサルタントや教室などの他にも時間制で収益を上げる業種は、週末起業にはおすすめです。
(4)インターネットを駆使する
インターネットを駆使することにより、経費を大幅に抑えることが可能です。
店舗を構える必要がなく、どこでも対応できる点や商圏が全世界に広がるといったメリットが考えられます。
土日のみという時間が限られる中では、インターネットを駆使することにより商圏を大幅に広め、効率的に販売することが必要です。
また、フランチャイズ本部ともインターネットでやり取りし、販売業務は本部に任せることなどもできるでしょう。
インターネットを駆使することも週末起業を成功させるポイントです。
(5)体調管理を整える
週末起業は、本業が休みの場合を利用した副業感覚で行う人も少なくはありません。
そのため平日は別の仕事を行い、週末に起業するとなると心配なのは体調面です。
休みなしで働くことになりますので体調を壊してしまう可能性も考えられます。
無理せず週末起業が行えるように常に体調管理に注意し、無理せずに起業できる方法をとらなければいけません。
フランチャイズに加盟し、本部のサポートを受けながら経営することにより自分の負担を少なくしなければいけません。
体調管理に大きな注意を払い負担がない範囲での経営を心がけましょう。
まとめ
副業解禁などにより、新たな働き方を選択する人が増えている中、注目されているのが土日のみの週末起業です。
週末起業はフランチャイズとの相性も良く、サポート体制が豊富な点や、研修制度が確立しているために未経験でも起業が可能な点が挙げられます。
しかし、週末起業に向いている業種や向いていない業種などもありますので、起業する業種の選択を間違えないようにしなければいけません。
また、週末起業を成功させるポイントなどをこの記事では解説しています。
週末起業に興味がある人は参考にしてはいかがでしょうか?